松井千枝子



松井千枝子(まついちえこ 本名:蔵数富子 1899年12月4日生)
 [女優]


 東京生まれ。病院長の娘で、絵画・箏曲に堪能なうえ短歌もよくする才媛であった。東京府立第一高等女学校卒業後、継母との折合いの悪さから女優の道を志す。舞台協会を経て、1924年に『金色夜叉』のお宮の役で映画デビュー。同年秋、国際活映巣鴨撮影所に入社する。

 1925年に松竹キネマ蒲田撮影所に入社し、『南島の春』のヒロインに抜擢される。以後、『コスモス咲く頃』『受難華』『哀愁の湖』など数々のメロドラマのヒロインを演じ、憂いのある日本的美人女優として人気を博した。また、文学的な素養もある彼女は、映画の原作・脚色も手がけた。だが一方で、何故か男の噂が絶えず“恋多き女”としても有名だった。

 1928年、『道頓堀行進曲』主演後に腎臓病のため手術を行ったが、療養中の1929年4月2日に蒲田町の自宅で死去。佳人薄命を地でゆくような生涯であった。死後分かったことだが、彼女の片頬には大きなアザがあり、それを厚化粧で塗り隠して“女優・松井千枝子”が存在していた。戒名は「松樹院千客妙艶大姉」。

 1929年4月2日死去(享年29)


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