カカ×サク文

本能と人間と愛について
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サスケ君が里を抜けた後のお話です。




天気の良い昼下がり。
俺とサクラは公園のベンチに座っている。



『先生、どうして人は、争ったり奪い合ったり傷つけ合ったりするんだろう……。』


サクラの質問は
いつも唐突だ。


『ん〜、本能的に、昔から人間の遺伝子の中にはそういうものがあるんじゃナイ?』

『…でもっ…そっか…』

誰を思い出しているのかは簡単に想像がつく。


『…でも、俺達は助け合ったり分け合ったり慰め合ったりしている。』

それは何でだと思う?
サクラに問いかける。

『……』
『…俺はね、愛があるからだと思うよ。』

『愛?』


サクラはキョトンとしている。


『そう、愛。
誰かを大切にしたいと思う心、守りたいと思う心が皆で支え合って生きていられる理由だと思うよ。』


この木の葉の里だって
そうデショ?
カカシ先生は微笑みながらそう言った。


『…うん。』


サクラは目を閉じて俺の言った言葉を消化しているようだ。


『……先生は、…』


『うん?』


『…先生は、どこかに消えちゃったりしませんよね?』



置いていかないで
消えてしまわないで


それは祈りのような言葉に聞こえた


『…当たり前デショ!
俺はずっとここにいるよ。なんたって、木の葉の里を愛してるからネ!』

だから大丈夫だ。
俺の帰る場所はここだけなんだよ。



『ふふ。すごい大きな愛ね。』


やっと顔を上げたサクラは、ほっとした表情を見せていた。


『アハハ。
……でも、サクラの事も、ものすごく愛してるヨ!』

『…へ?』



あー、こんな展開に持って行くつもりじゃなかったんだけどね。


そう言いながら照れ笑いを浮かべるカカシ先生。


『/////…それって、
どういう意味の愛してる?…家族愛的な?』



真っ赤な顔と不安な顔が入り交じったような顔をしてサクラはそう言った。


『もちろん、こーいう意味。』


そう言うのが早いか
抱きしめるのが早いか
サクラの体をすっぽり抱きしめた。


『サクラは?』

『え?』


腕の中でサクラは
戸惑っている


『俺のコト。愛してる?』


『………愛してます。』

『どーいう意味で?』


分かってるくせにっ!!
と、サクラが照れている


『…サクラ教えて?』


『…………もちろん、…………
こーいう意味ですっ…』



ぐいっ




ちゅ




サクラは精一杯背伸びをして俺にキスをした。


『//////……分かりました?』

『ん〜、まだ。』

『えっ!?』

『俺の方がいっぱい……』




愛してる。





お返しに沢山の

愛してると
ありがとうのキスを君に。








うわぁ((((゜д゜;))))
なんだこれ
すいませんorz
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