カカ×サク文

どこかできっと
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小さい頃、
お母さんがよく言っていた言葉がある。

『サクラ…どこかできっと、…あなたを待っている人がいるわ…。』

その頃は解らなかったけれど、今なら解るような気がする。



ある日カカシ先生が慰霊碑の前にいるのを見た。
何だか悲しそうな顔をしてジッと慰霊碑を見つめていた。
先生の親友の名前が刻まれているという。


私も何だか悲しくなってしまって、
涙が出てきた。


悔やみきれない想い。

思い出の中の人の笑顔がこんなにも胸を締め付ける。

残されたものには後悔が押し寄せ

人々の中に永遠という想いの鎖を残していく。


でも、私たちは
生きていかなくてはならないのである。



ボロボロ流れる涙は
止まってくれなくて

抑えていた嗚咽も
漏れ出してくる。



先生がそれに気付かないはずもなくて、

『……っ…ふっ…うっ………うぅ……』


足音が私に向かって
近づいてくる。


『……サークラ…』


名前を呼びながら

ぎゅっと

優しく抱き締められた


『…俺さ、ずっとずーっと待ってたんだよね。』

『……何を…っ…待ってたんですか……?』


『…俺なんかの為に、涙を流してくれる人。』

ずっと待ってたんだよ

臆病者だからね、俺。

先生はそう言うと更にぎゅっとしてきた。

私も先生の大きな背中に手を回して


『……私を、……』

『ん?』






小さい頃に言われた言葉

今なら解るような気がする。




ずっとずーっと長い間

私を待っていてくれて

ありがとう。






私を待っていてくれた人へ、



ありがとう。









orzすみません
何だかグダグダ。
まぁ、涙をふいて恋がはじまるわけです。
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